たいようのいえ 1巻 ネタバレと感想 無料試し読み情報も
お疲れ様です。
独身サラリーマンぽめです。
今回は「たいようのいえ」 1巻 について書いていきます。
今なら、まんが王国で3巻まで無料で試し読みできました。
「たいようのいえ」と検索。
この漫画は、お互いに複雑な家庭環境の中育った男女二人が一つ屋根の下で生活をしていく話なのですが、家族というものについて非常に考えさせられるマンガでした。
親の都合で居場所の無くなった子供の心情が描かれていて、是非たくさんの方に読んで頂きたい漫画だと思います。
主人公は真魚(マオ)。
両親が離婚し、親の愛情をほとんど受けていない少女でした。
そして、その真魚の家庭とは対照的に絵に描いたような
幸せな家庭環境の男子高校生、基(ヒロ)。
真魚は幼いころから基の家に遊びに行くほど古い付き合いで、基からしたら妹のような存在でした。
基には弟と妹がいて、両親も優しく、真魚のことをよく気にかけてくれていました。
しかし、突然基の両親が事故で他界します。
基は現在の家を守るために一人残り、妹と弟は親戚に引き取られます。
真魚も、両親が離婚し、ほとんど話したことのない父親についていきます。
そして、時は流れて真魚は女子高生。基は社会人になりました。
お互い成長しても時々顔は合わせていて、互いのことを心配していました。
ある日、真魚が外でコンビニ弁当を食べていたところを目撃した基は、真魚を外食に連れて行きます。
そして、やはり父親との関係がうまくいってないことを知ります。
真魚の父親は再婚していて、再婚相手に連れ子もいました。
徐々に自分の居場所を無くしていく真魚。
そんな状況を知った基は、真魚を自分の家に泊めることにします。
一応真魚の父親に承諾を得るのですが、いつまでも泊まっていて構わないと言われます。
必要なお金も毎月渡すと。
そんな家庭に真魚を帰すわけにもいかず、二人で生活を始めます。
そして二人の生活の中で、真魚は門限があることや、「おかえり」と「ただいま」が言えることだったり、些細な事に喜びを感じます。
普通のことなんですけど、真魚からしたら幼いころに全く家庭の愛情を得られなかったので、高校生になってようやく取り戻している様子でした。
真魚からしたら基は母親のような存在でしたが、徐々に感情に違和感を覚え始めます。
クラスメイトの男子、織田君に相談しますが、それは恋愛感情だと言われます。
そして、真魚は基のことが好きになってしまっていることに気づき、基に自分の思いを伝えますが、さっそく気まずい雰囲気に(笑)
後で冗談と言いますが、ここから二人の関係は徐々に変化していきます。
この二人だけの関係だけではなくて、クラスメイトの織田君は真魚のことが気になっていたり、基も同じ職場の杉本さんのことが気になっていたりと、中々恋愛事情も複雑です。
しかも、真魚は空海(ソラミ)さんというハンドルネームの人が書いている携帯小説のファンで、この空海はじつは真魚でした。
という感じで、裏でも関係が繋がっていたりして、中々面白いです。
基もずっと一人暮らしだった生活に真魚が来て、久しぶりに家族を感じていますし、
真魚も幼少期に受けられなかった愛情を今取り返している感じで、見ていてほっこりします。
そして、この愛情が恋愛感情に変わってきていることに気づいた真魚。
基の妹と弟の今後も気になりますね。
まんが王国で3巻まで丸ごと読めます。