無職強制収容所 <ニートの存在が許されない社会> ネタバレと感想
お疲れ様です。
独身サラリーマンぽめです。
今回は「無職強制収容所」というマンガについて書いていきます。
2022年、日本で非労働者再生法が成立。
その内容は、6ヶ月を超えて収入が無い無職者は、再生処置施設で強制的に脳のリライト処置を受けるというもの。
リライトされた者は過去の記憶が抹消され、労働意欲の高いマシーンへと生まれ変わります。
更に、本人は処置を受けた記憶さえも消されるので全く自覚がありません。
当然この人権を無視した法律には反対運動が起こりましたが、上昇する経済状況によって次第にトーンダウンしていきました。
そして、10年間絶賛ニート生活中の相沢有人は、いつものように働かずにネット三昧でしたが、ある日そんな彼のもとにも執行官が訪れます。
なんとその執行官はかつて自分を虐めていた富田勝人でした。
相沢はFXで今月はたまたま収支がマイナスだっただけと言いますが、富田に完全に論破され、連行されます。
こんな法律が実際にあったらニートはいなくなりますが、自分だったらなんでもいいから必死に仕事を探すと思います。
こんな状況でもニートを続けられるメンタルが逆にスゴイ…。
そして、この漫画の主人公の神条達也。
先程の相沢とは180度違い、エリートサラリーマンで彼女も美人というパーフェクトヒューマン。
一見、この非労働者再生法とは無関係に思えます。
しかし、会社で暴力事件を起こしてしまい解雇され、突然無職になった神条。
そんな彼に非労働者再生法が適応されてしまいます。
そして、彼が執行されたのは再生処置ではなく、強制労働だったのです。
それは連行してきた無職者を新しい保安局員にする為のプログラムでした。
しかし、それは訓練というより拷問に近い内容で、死者もでていました。
主人公たちはこの施設から脱出を考えますが…。
というところで1巻は終了していますが、ラストに彼女が意味深な発言をしていたり、冒頭に出てきた富田と相沢の動向も気になりますね!
こんな法律現実ではあり得ないと思いますが、たしかにニートが全員働いたら景気にはよさそうですね。生き方は人それぞれだと思いますが…。
とにかく謎がまだまだ多いですし、今後の展開が気になります!
試し読みなら「まんが王国」が多めに読めました。