命の足あと 遺品整処理業の世界 ネタバレと感想
お疲れ様です。
独身サラリーマンぽめです。
今回は「命の足あと」というマンガについて書いていきます。
ネタバレと感想の前に試し読みをするならまんが王国がよかったです。
面倒な登録も不要で、簡単に読めます。
主人公は「森内」派遣社員の女性です。
ある日、一度も会ったことの無い遠い親戚の身元確認と遺品整理を警察から依頼されます。
その親戚は田中という男性で55歳無職。
隣人がベランダにウジ虫が湧いていることを通報したのがきっかけでした。
現実でも時々ニュースになる孤独死というやつですね。
そして、この時に警察から紹介された遺品整理会社「ヒューマンズ」と出会うことで、主人公の人生が変わります。
この時の営業マンが実は社長だったのですが、森内は結局このヒューマンズに転職します。
実は森内もひそかに自殺を考えていました。
会社でのいじめや恋愛、自分が死んでも誰も悲しむ人はもういないことなどを考え、うつに近い状態でした。
そんな中で、今回の孤独死の現場に立ち会ったことと、社長から「迷惑をかけない自殺なんて有り得ない」と言われたことなどから、徐々に気持ちが変わっていきました。
そして、物語が進むにつれて実にさまざまな人の一生の終わりのケースが出てきます。
社長や従業員も言っていますが、現実はテレビドラマのように綺麗な現場は無いそうです。遺体の一部が残っていたり、匂いも酷かったりと・・・。
発見が遅れて人の形も残っていない場合は、床下まで脂痕が染み込むそうです。
リアルな現場が描かれているのと、人は必ず死ぬわけですから、死に方についても非常に考えさせられる作品でした。
冒頭にも書きましたが試し読みならまんが王国がよかったです。
よかったら読んでみて下さい。